相談概要
関西医科大学耳鼻咽喉科頭頸部外科学講座様より、講座サイトの構築についてご相談をいただきました。
今回の主な目的は、入局を検討している医学生・初期研修医・専攻医に対して講座の魅力をより明確に伝えるとともに、講座としての特色や雰囲気、相談しやすさを適切に発信できるサイトを整備することでした。
相談の背景
大学講座や研究組織のWebサイトには、単なる情報掲載にとどまらず、「その組織がどのような教育・研究・活動を行っているのか」「どのような人材を受け入れ、育てているのか」を分かりやすく伝える役割が求められます。
一方で、従来の情報発信では、講座としての実績や専門性は一定程度伝わるものの、入局・所属を検討する方にとって重要な、組織の特色、現場の雰囲気、相談への導線といった要素が十分に整理されていませんでした。
また、連絡先が電話番号中心であったため、興味を持った方が気軽に相談しにくい状況となっており、情報発信だけでなく、接点設計の見直しも必要な状態でした。
解決が必要な課題
・課題その1:問い合わせまでのハードルが高かった
連絡先が電話番号中心であったため、興味を持った方がその場で気軽に相談しづらく、最初の接点を持つまでの心理的ハードルが高い状態でした。
・課題その2:組織の特色が直感的に伝わりにくかった
講座としての強みや特徴は存在していたものの、文字情報中心では印象が伝わりづらく、初めて訪れた方にとって魅力が把握しにくい構成となっていました。
・課題その3:所属後のイメージを持ちにくかった
実際に所属している医局員の声や雰囲気が十分に見えず、入局を検討している方が、自分が所属した後の姿を具体的に想像しにくい状態でした。
・課題その4:情報閲覧から相談行動への導線が弱かった
サイトを見て関心を持ったとしても、次の行動である相談や問い合わせへ自然につながる設計になっておらず、機会損失が生じやすい構成でした。
解決策
・施策その1:問い合わせフォームの新設
電話番号のみだった連絡手段を見直し、Web上から相談できるフォームを新たに設置しました。
これにより、興味を持った方が自分のタイミングで問い合わせしやすくなり、最初の接点を持つハードルを下げました。
・施策その2:特色をビジュアル重視で伝える構成に再設計
講座の特徴や魅力について、文字情報だけではなく、写真やレイアウトを活用しながら、直感的に伝わる形へ整理しました。
・施策その3:医局員の声の掲載
実際に所属している医局員の声をまとめて掲載し、入局のきっかけや実際に感じている魅力、成長実感が伝わるコンテンツを整備しました。
・施策その4:入局相談までの導線整備
講座紹介や各種情報を見た後、自然に相談・問い合わせへ進めるよう、サイト全体の導線を整理しました。
成果
講座の特色や雰囲気、所属後のイメージが従来よりも伝わりやすくなり、入局を検討している方に向けた訴求力を高めるサイト基盤を整備することができました。
特に、問い合わせフォームの新設によって相談への入口が明確になり、電話以外の手段でも接点を持てる環境が整いました。
また、ビジュアルを活用した訴求や医局員の声の掲載により、講座の魅力をより具体的に伝えやすい構成となっています。
本事例の掲載にあたり、ご協力いただいた関西医科大学耳鼻咽喉科頭頸部外科学講座様に心より御礼申し上げます。
実際のサイトはこちらよりご覧いただけます:
https://kmu-ent.com
アカデミア領域の情報発信にお悩みの皆様へ
アカデミア領域のWebサイトでは、単に情報を掲載するだけでは十分ではありません。
研究内容や実績だけでなく、組織としての特色、所属する意義、参加・応募・相談までの導線をどのように設計するかによって、伝わり方は大きく変わります。
大学講座、研究室、学会、研究機関などにおいて、対象者ごとに必要な情報を整理し、信頼性を損なわずに魅力を伝えることが重要です。
私どもでは、アカデミア特有の情報発信課題を踏まえたうえで、組織の特色を整理し、適切に伝わるWebサイトの構築・改善を支援しております。
ぜひご相談ください。









